常勤教員

桐谷純子
助教


 有用な研究結果が実生活に応用されるまでの時間を縮めるには、効率的な情報の拡散とその実行が鍵となる。この二つのステップのうち、第一のステップである情報の拡散に重きを置き、オンラインツール(主にオンラインビデオ)使用の可能性を探る研究を私は疫学的手法を用いて行ってきた。医療保健分野の情報をいかに速く広め、実行に移すことができるのか。ヘルスコミュニケーションというエリアに分類される。疫学とは無縁の分野のように聞こえるが、疫学とは「原因(exposure/cause)」と「結果(outcome/effect)」の関係性を明らかにすることが軸となった学問で、その手法は世の中のあらゆる問題解決に応用できる。今後は、第二のステップである実行も対象に含め行動変容に影響を与える要因を明らかにして研究結果の効率的な応用を実現することに貢献したい。また、これまでに培った疫学の知識と技術を活かし、国際保健分野のあらゆる課題に取り組んでいきたい。


学歴    
     
2005年 慶應義塾大学総合政策学部
学士
2010年 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科医療マネジメント専修 修士
2016年 ロンドン大学公衆衛生熱帯医学大学院
疫学博士